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前週の東京市場は続落しました。日経平均は週初5日に4451円安と暴落、ブラックマンデーを上回る過去最大の下げ幅を記録しています。
史上最大の下げ幅と上げ幅を記録
前週の東京市場は続落しました。日経平均は週初5日に4451円安と暴落、ブラックマンデーを上回る過去最大の下げ幅を記録しています。景気後退懸念から米国株が大幅に下落、一時141円台まで急激に円高が進んだことからパニック売りになりました。ただ、翌6日はイレギュラーな急落の反動で3217円高と逆に歴代最大の上昇になり、週間では884円の下落にとどまっています。週末にかけてもボラティリティの高い状況は続いきましたが、週足は長い下ヒゲを引き当面の底入れを示唆しています。
投げ売り一巡で需給は大幅改善
歴史的な暴落で投げ売りが一巡、需給は大幅に改善しており、円キャリートレードの巻き返しも峠を越え、ドル円の動きも落ち着いてきました。ただ、景気後退懸念から米国株が不安定で、連休明けも消費者物価指数や小売売上高など重要な米経済指標発表を控えています。引き続き下値を警戒しながら、チェックした好決算銘柄の買い場を探る考えです。
円高歯止めかかるのを待つ【正直じいさんの株で大判小判】
円高加速で大幅続落
前週の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は前の週から1757円の下落しており、3週連続で大陰線を引いています。週前半は前の週までの大幅な下落による突っ込み警戒感や日銀金融政策決定会合での政策金利引き上げを事前の報道で織り込んでいたことから反発歩調で推移していました。ところが、会合後の会見で植田総裁が利上げ継続を示唆したことで円高が加速、米国では景気後退懸念が高まり、週後半に大きく値を崩しています。1日は全面安で900円を超える下落、週末2日は2200円超安とブラックマンデー以来の暴落になりました。
各指標は売られ過ぎを示唆
日経平均は7月に付けた最高値から6000円幅で下落、各指標は売られ過ぎを示唆しています。ただ、円高に歯止めがかることが反転の条件で、好決算銘柄をチェックしながらリバウンドのタイミングを待ちたいと思います。