家族葬の費用を安く抑える9つの方法

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この記事では、家族葬にかかる費用を安く抑えるための方法を5つ紹介します。知らずに依頼をして、結局高くついてしまったというトラブルが起こらないように、事前に把握しておきましょう。

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家族葬にかかる平均費用

小さなお葬式が行った調査では、家族葬にかかる費用総額の全国平均は約110万円※という結果になりました。

一方で、一般葬にかかる費用総額の全国平均は約191万円※という結果になりました。内訳としては、葬儀一式にかかる費用が約131万円※、飲食接待費用に約25万円※、寺院手配費用・お布施に約35万円※となっています。

これらの費用を比較してみると、家族葬の方が一般葬よりも80万円程度安く行えることがわかるでしょう。しかし、これらは平均的な値であり、実際のところは葬儀社によって価格帯に幅があることは否めません。

家族葬にかかる費用を安く抑える方法

いくら一般葬と比較して費用が安くなるケースが多い家族葬でも、参列者の人数や葬儀内容、オプション等で料金がかさむ可能性があります。しっかりとポイントを押さえておかなければ、結局一般葬と変わらない、もしくは高くなるケースも考えられるでしょう。

そこで、家族葬にかかる費用を安く抑える方法を9つ紹介します。

1.公営斎場を利用する

市町村などの自治体が運営する斎場のことを「公営斎場」と呼びます。公費で運営されている斎場であり、比較的葬儀場の費用が安いのが特徴です。また、霊安室や火葬場が備わっているケースが多く、通夜から火葬まで移動することなく執り行うことができるのも大きなポイントでしょう。家族葬を行う場合、高齢の方や小さなお子様が参加することも多いため、移動の負担が少ない公営斎場は非常にメリットがあるといえます。

ただし、故人か喪主が住民登録しているエリアの公営斎場を利用しなければ安くなりません。また、公営斎場は予約が取りづらいケースもあるため、葬儀社に相談した上で選択肢に入れておくことが大切です。

2.葬儀の規模を最小にする

一般葬より規模の小さな家族葬ですが、さらに規模を小さくすることで費用を安くできます。例えば、親族や近しい友人は連絡のみにして、葬儀は家族だけで執り行うのもよいでしょう。規模を最小にすることで会場費も抑えられ、さらに費用を抑えることができます。

3.複数の葬儀社で見積もりをとる

基本的に、どの葬儀社でも家族葬の流れは同じです。しかし、葬儀社によって料金やプランに含まれるサービスが異なるため、いくつかの葬儀社から見積もりをとったほうがよいでしょう。見積もりを見比べることで、適切な料金はどの程度か、必要のないサービスはないかといった点を確認することができます。故人の想いを尊重した上で、希望通りの家族葬が執り行える葬儀社を選ぶように心がけたいものです。

4.祭壇を使わない

葬儀といえば、中央に設置された祭壇をイメージする人も多いでしょう。実は、祭壇は30万円~120万円程度の費用がかかります。葬儀社によって幅がありますが、いずれにせよ高額な費用がかかることは否めません。

しかし、必ずしも葬儀において祭壇を用意する必要はないため、特に家族葬の場合はシンプルなお別れの形を選ぶのもよいでしょう。また、祭壇のランクを最低限まで下げるのも家族葬の費用を安くする手段の一つです。

5.会食をしない

一般葬では、通夜や火葬の後に「お斎(おとき)」という会食を行います。最近は、お斎を設けない葬儀が増えており、家族葬も例外ではありません。そもそも、お斎は必ずしなければならない行事ではなく、省略しても問題ないといわれています。お斎を省略することで、家族葬全体の費用を安く抑えることができるでしょう。

ただし、お斎をしない場合は、参列者にその旨を事前に伝えておくことが大切です。お斎は故人を偲ぶための時間なので、開催されないと疑問に思う方がいるかもしれません。そのため、誰もが気持ちよく葬儀に参列できるように、事前にお声がけして配慮することは欠かせません。また、お斎の代わりに、仕出し弁当を用意するのも一つの手段です。参列者に失礼のないように心がけるようにしましょう。

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