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この記事では、勃起力が低下する主な原因、勃起力を高めるための具体的な方法について解説します。
勃起力(硬さ・持続力)を高める9つの方法
勃起力を高めるには、食事・運動・睡眠などの生活習慣を見直すと同時に、適切な治療を始めることが有効です。
ここからは、勃起力(硬さ・持続力)を高めるための具体的な方法について解説します。
①食生活を改善する
勃起力は、血流やホルモン分泌が関わっているため、食事から摂取する栄養素を意識することが大切です。
例えば、加齢に伴って勃起力が低下していると感じる方は、「亜鉛」を積極的にとるようにしましょう。
亜鉛には、性機能に深く関わる男性ホルモンの分泌を促す作用があります。
牡蠣やチーズなどに豊富に含まれているため、食事の献立にぜひ取り入れてみてください。
また、青魚に含まれる必須脂肪酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)も、勃起力を高めるためにおすすめしたい栄養素です。
DHAとEPAには、血液をサラサラにして、血流を改善する効果が期待できます。
全身の血流が良くなると、陰茎に血液が流れ込みやすくなるため、勃起しやすい状態をつくってくれるでしょう。
②運動不足を解消する
勃起力を維持するには、適度な運動も必要です。
日本性機能学会・日本泌尿科学会の「ED診療ガイドライン[第3版]」にも、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、勃起機能の改善に有効であることが示されています。
また、自宅で気軽にできる筋トレもおすすめです。
特に下半身全体の筋肉を鍛えるスクワットなどのトレーニングは、血流の改善を促し、勃起力を高める効果が期待できます。
③ケーゲル体操をする
ケーゲル体操とは、アメリカの産婦人科医アーノルド・ヘンリー・ケーゲル氏が考案した運動です。
排便や排尿、勃起などをコントロールする骨盤底筋を鍛えることができます。
妊産婦の尿もれ・尿失禁を防ぐために行う体操ですが、男性の場合は、勃起力を高める効果も期待できるでしょう。
勃起力の低下が気になり始めたら、毎日10分間のケーゲル体操を始めてみてはいかがでしょうか。
ケーゲル体操の正しいやり方は、以下の通りです。
④ストレッチをする
ケーゲル体操や筋トレはハードルが高いという場合は、開脚ストレッチを取り入れてみてください。
骨盤周辺の筋肉が柔らかくなり、陰茎に血液が流れやすくなるため、勃起力を高める効果が期待できます。
特に、デスクワークが多い方や普段ほとんど運動をしない方は、開脚ストレッチで筋肉をほぐしてあげることが大切です。
開脚ストレッチのやり方は、以下の通りです。
⑤睡眠の質を改善する
睡眠が不足している状態だと、男性ホルモンの分泌量が低下するため、勃起力が低下しやすくなります。
そのため、勃起力を高めるには1日6〜7時間程度の十分な睡眠時間を確保することも大切です。
「寝る前はスマホを見ない」「ゆっくり入浴して血流をよくする」など、睡眠の質を高める工夫も必要になるでしょう。
ただし、睡眠薬の服用については、医師と相談のうえ慎重に検討しましょう。
眠れないからといって睡眠薬を服用すると、薬の副作用で勃起不全が悪化するリスクがあります。