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騒がしい場所でも話を聞き取りたい、会議や電話にしっかり対応したい…そのような思いに応えてくれるのが補聴器です。今回は、数ある中でもトップの性能を誇る補聴器を比較します。
高性能な補聴器をつけるメリット
性能が良い補聴器をつけるメリットは主に3つです。
1. 高度な聞こえ
高度な聞こえを手に入れることにより、騒がしい場所でも音が聞き取りやすくなります。また、会議への参加や電話越しの通話もしやすくなり、仕事での生産性が向上します。良い聞こえを取り戻したい人はもちろん、仕事で活躍し続けたい人や一人でも外出したい人は、高性能な補聴器をつけるのが良いでしょう。
2.使いやすさ
補聴器は常に耳につけているものです。それゆえ、外れやすかったり重かったりすると大きなストレスとなってしまいます。また、毎日使うものであることから、操作が難しいことも大きなストレスとなってしまいます。快適な生活を送るためにも、使いやすい補聴器を選ぶことが大切です。
3. 簡単に壊れない
一般的な補聴器は水にとても弱いです。雨にあたる、水をこぼす、などが原因で壊れることがあります。さらに、汗や湿気によっても壊れるため、湿気のある梅雨の時期や暑い夏の時期は特に危険です。買い換える必要をなくすためにも、防水機能を備えた補聴器を使用するのが良いでしょう。
補聴器にまつわる用語
<チャンネル数>
音を何分割にして処理しているかを表す数値で、数値が高いほどなめらかに聞こえます。メーカーによっては「バンド数」と表記されることもあります。
チャンネル数は「音をいくつのブロックに分けているか」を表している数値で、カメラの画素数をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
チャンネル数が多いほど音を細かく分けて処理するので、音のひずみが小さくなり、より自然な聞こえ方になります。
<最大音響利得>
補聴器を使った時に、最大でどのくらい音を大きくすることができるのかを表す用語です。
dB (デシベル)という単位で書かれていて、難聴の状態に比例して最大音響利得が大きくなります。
一般的には補聴器は最大音響利得が40〜70dBの製品が多く流通しています。
<雑音抑制機能>
雑音抑制機能は、会話の音と雑音を瞬時に判別して、会話を妨げる音を抑制する機能です。
この機能が搭載されていると、聞きたい音をクリアに聞き取ることができるので、快適な聞こえ方にしてくれます。
<ハウリング抑制機能>
「ハウリング」は補聴器や集音器によって大きく聞こえるようになった音が、補聴器と耳の間から漏れて、その漏れた音を補聴器が拾い、さらに音を大きくしてしまう、この繰り返しが起きている状態のことを指します。
カラオケのマイクからでる「キーン!」という嫌な音がハウリングです。
ハウリング抑制機能が搭載された補聴器はキーンという嫌な音がなるべく出ないように抑えられています。
<IPX>
IPXは簡単に言うと防水のグレードを意味する用語です。
IPX0から7までの8段階で表記されていて、数値が高いほど、防水レベルが高くなります。
IPX4以上は生活防水などに対応しているので雨や水飛沫がかかっても問題なく、IPX7以上は水たまりや浴槽などに落としてしまっても、すぐに拾い上げれば問題ない、といったようなグレードに合わせた目安があります。