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そこで今回は、そろそろリフォーム工事が必要になってきているのは理解しているけれど、修繕費に関する問題が解決できないので、どうしようかと悩んでいる。そんな方へ向けたお話をさせていただきます。
(1)保険
火災保険や地震保険に加入されているのなら、自然災害(台風など)による損害だと保険金で支払いができるケースもあります。
過去に損傷した部分も適用されることがありますので、保険会社の担当者と相談しながら確認してみてください。
使える保険は上手に活用しましょう。
(2)ローン
住宅ローンと同じようにリフォームローンというものがあります。
金融機関の窓口で相談いただくと案内してくれます。
気をつけておきたいのは、住宅ローンよりも金利が高くなる部分です。また、審査がありますので、申し込めば誰でも活用できるというものではありません。
地元密着のリフォーム業者から金融機関を紹介してもらえると話が早いです。
(3)補助金
自治体によって異なる「補助金」ですが、受けられるのなら使わない理由はありません。
インターネットで簡単に調べることができます。1月くらいから調べ始めましょう。
このようなキーワードで検索してもらうと、自治体のホームページが出てきますので確認できます。さらに、詳細な情報を知っておきたい場合は、自治体窓口で確認しておきます。
自治体ホームページの内容は、正直なところ「わかりづらい」ケースが多いです。文面の解釈が難しいこともありますし、自分の家が対象なのかどうかわかりづらいことも多々あります。
ですから、まずはインターネットで補助金があるのかどうかをチェック。補助金があれば面倒でも自治体窓口で確認。この流れが現時点ではおすすめです。
4: まとめ
家の修繕費がない場合、今すぐ工事が必要なのかどうかを判断しましょう。判断が難しい場合は点検からスタートしてください。
そして、美観に関する劣化は気になりやすいものですが、今すぐ工事が必要でないなら後回しでも問題ありません。それよりも、見えない部分の劣化や問題がないかを確認しておくことが重要です。
修繕費に関する部分では、まずは自治体の補助金をチェック。次に保険加入されているのなら保険が使えるかどうかをチェックです。
美観に関する部分は、お金に余裕が出てからでもできます。しかし、住宅内部の問題(特に雨漏り)は、放っておいてはいけません。こういう問題から見つけ、修繕工事を進めるのが、修繕費の準備が難しい場合の最適な方法だと言えます。