【歯科医師監修】歯を白くするにはどうすればいい?6つの方法を紹介

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黄ばみや着色・変色してしまった歯を白くするために、自分で取り組める方法から歯科医院で専門家に処置してもらう方法まで、《白い歯を目指せる6つの方法》について詳しく解説していきます。

歯を白くするにはどんな方法がある?

ここからは、さまざまな原因によって黄ばみや着色が起きてしまった歯を白くするための方法を、「自宅でできる方法」と「歯科医院でできる方法」の2つに分けてご紹介します。

自宅でできる、歯を白くする方法

自宅では、どのような方法で歯を白くすることができるのでしょうか。3つの例を挙げます。

歯の消しゴムやマニキュアを使う

ステインをこすって落とせる、いわゆる「歯の消しゴム」と呼ばれるものがあります。着色している部分に当ててこするだけなのでケアはとても簡単ですが、歯の表面を傷つけないよう力の入れすぎには注意が必要です。

歯を白く塗れる「歯のマニキュア」を使用する方法は、専用の白い塗料を塗るだけなので即効性がメリットです。市販で入手でき、自宅でケアするタイプの商品は、落ちやすく長持ちしないため、効果は一時的です。一方、歯科医院で施術を受けられる本格的な歯のマニキュアの場合は、1~3カ月程度白さが持続できることもあります。

ホワイトニング効果を謳っている歯みがき粉

歯の着色汚れを落としたり汚れがつくのを防ぐ成分を配合したホワイトニングケア用の歯みがき粉にも、歯を白く導く効果が期待できます。

ただし、日本国内で市販されている歯みがき粉には漂白成分は含まれないため、表面的な着色を落とすことしかできません。また、物理的な力で汚れを落とすことに有効とされる「研磨剤」入りの歯みがき粉は、使用頻度を誤ると歯の表面が削れてしまうため、あまりおすすめできません。

ホームホワイトニング

自宅などで行う本格ホワイトニングケアとして、ホームホワイトニングがあります。自分でマウスピースにホワイトニング専用の薬剤を入れ、装着するホワイトニングケアです。ケア自体は自宅など好きな場所で行うことができますが、専用のマウスピースの作成と、薬剤の処方のために、歯科医院に1〜2回程度行く必要があります。

なおホームホワイトニングは、自宅でできる方法のなかでは唯一、漂白(歯を内側から白くすること)ができる方法です。(※)

歯科医院でできる、歯を白くする方法

次に、歯科医院で歯を白くする方法にはどのようなものがあるのか、代表的な3つの例をご紹介します。

歯のクリーニング

歯のクリーニングは歯の表面に付着した汚れを専用の器具などを使ってきれいにする方法です。歯垢やステインなどを除去でき、表面がツルツルになるとともに、もともとの歯の白さがよみがえります。

ただし、あくまでも歯の清掃が目的であり、本来の色以上に白くするための方法ではありません。

ラミネートべニア

ラミネートべニアとは、歯の表面を薄く削り、専用の接着剤でセラミック製のシェルを貼りつける方法です。削る厚さは0.3~0.8mmとごく薄いですが、健康な歯を削ることが懸念点です。また、歯ぎしりなどの衝撃で欠ける恐れもあります。

一方で、歯を好みの白さにすることができ、変色もしづらく、白い状態を比較的長く保つことが可能なため、即効性と持続性を求める方に人気の方法です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院でしか取り扱えない高濃度の「過酸化水素」が配合されたホワイトニング薬剤を使って歯を内部から漂白できる方法です。施術は歯科医師・歯科衛生士の手によって行われるため、スピーディーかつ高いホワイトニング効果が期待できます。一般的に「ホワイトニング」と言う場合はオフィスホワイトニングのことを指す場合が多く、もっとも王道のケア方法と言えるでしょう。

歯のクリーニングをしてからオフィスホワイトニング施術を行うことで相乗効果が期待できます。

一歩進んだ「ポリリンホワイトニング」

オフィスホワイトニングにはさまざまな種類があり、ミュゼホワイトニングでは痛みが少なく高い効果が期待できる「ポリリンホワイトニング」を採用しています。

漂白成分である「過酸化水素」と、ダメージから守り歯質を強化する「短鎖分割ポリリン酸Na」をダブル配合した薬剤を使用する方法で、痛みや刺激が心配な方にもおすすめできます。

さらに、ポリリンコーティングにより汚れの再付着を防ぐため、白さの持続が期待できます。従来のオフィスホワイトニングでは必要とされる「施術後2日程度の飲食制限」も不要です。

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