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この記事でご紹介する対策なら、最低限の手間で、気にする人が多い種類の害虫の侵入や発生を効率的に減らすことができますよ。
害虫別対策方法
害虫とは人間やペット、家などに有害をもたらす虫のことをいい、無脊椎動物の小動物で特に昆虫類などの節足動物類を指します。ここからはそんな害虫対策の方法についてご紹介。害虫に代表されるゴキブリをはじめ、クモ、コバエ、うじ虫、ムカデ、ダニやカメムシなどの生態と、生態に合わせた対策方法を解説しますので参考にしてみてください。
ゴキブリ
ゴキブリの生態
ゴキブリは種類によって若干異なりますが、暗くて狭い、湿気の多い場所を好むため、冷蔵庫や洗濯機、シンクの下や洗面所などに多く隠れています。基本的に夜行性で、日没から夜明けまでが1番行動する時間帯です。
ゴキブリは雑食で、でんぷんや油、肉などを好み、仲間のフンやお風呂場などに落ちている人の髪の毛まであらゆるものを食べるので、台所の三角コーナーやお風呂場の排水口など、こまめに清掃しましょう。バニラ系の香りも好むので、アロマで使っている方は気を付けましょう。
ゴキブリの対策
ゴキブリは人間なら好きな人が多い柑橘系やハッカなどの、清涼感や刺激のあるハーブの香りが苦手です。また塩も食べると脱水症状のようになり、動きが鈍くなります。そして生き物の中では、ネコやクモ、ゲジゲジはゴキブリが捕食対象ですし、アルコールや洗剤をかけられると呼吸困難になって死に至ります。
クモ
クモの生態
ほとんどのクモは毒もなく、家にいるダニなどの害虫を食べてくれる益虫ですが、毒を持つセアカゴケグモなども日本には生息していますし、見た目が不快という方も多いかと思います。クモには巣を張るタイプと徘徊しながら餌になるものを捕食するタイプがあり、どちらもドアや窓の隙間、観葉植物の土などに紛れて家に侵入してきます。
クモの対策
クモは餌となる害虫を見つけるために家に侵入してきますので、窓際などに隙間ができないようテープを貼ったり、他の害虫の対策をしっかりしていれば対策になります。またこまめに掃除をして、餌になってしまう食べ物はきちんと密閉して食べられないようにしましょう。
コバエ
コバエの生態
日本では大きく分けて4種類のコバエが生息しており、ショウジョウバエの場合、生ゴミなどに卵を産んでから約10日ほどで幼虫・蛹を経て羽化して成虫となります。約1か月の一生の間に500個ほどの卵を産みます。コバエは腐敗したゴミやヘドロなどを好みます。
体が小さいので、網戸の隙間やエアコンのホースから家の中に侵入することもあり、キッチンの三角コーナーや排水溝、ゴミ箱など、コバエの種類によって好む場所に卵を産みつけます。それぞれの習性に合わせて、対策をとりましょう。