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どの処置が保険適用で、どれが違うのかよく分からない!今回はそんな不安解消のために、歯科の保険適用診療について、歯医者として詳しく解説していきたいと思います。
保険診療って何ですか?
歯科でさまざまな治療・施術を受ける場合、その診療は大きく3つに分けられます。
1.保険診療とは
健康保険(保険証の提示が必要です)を利用して受ける診療のことで、健康保険で認められた技術・材料を使って診療します。
2.自由診療とは
保険診療ではない診療のことで、患者さまが費用の全額を負担します。自費治療の場合は、使用する材料に制限はありません。
3.保険診療と自由診療の併用
保険適用できる材料との差額を患者さまが負担するケースです。
保険適用って何ですか?
前述の保険診療に該当するものを「保険適用」と言います。歯科においては、一般的な歯科治療の一部が保険適用となります。具体的には、虫歯治療、歯周病治療、歯の抜歯、一部の被せ物(保険適用の材料に限る)、歯のクリーニング(歯の掃除)、レントゲン検査、歯科口腔外科の手術などが保険適用となります。
逆に、歯のホワイトニングなど審美目的の施術で、治療とみなされない場合は保険適用されません。
そもそも保険が適用されないとどうなりますか?
保険証がない場合は、基本的に10割負担で支払うことになります。
保険が適用されないもの
一般的に、歯の審美修復(歯のホワイトニング、審美的な詰め物、審美冠など)は保険が適用されません。主に次のような施術が含まれます。
インプラント
歯を失った場合の代替手段として使用されるインプラント治療。
歯並び矯正
歯並び矯正治療(歯列矯正)を審美的な理由で行う場合。
入れ歯や差し歯も保険適用できますか?
どちらも使用する材料や採用する治療法によって、保険が適用されるかどうかが決まります。
以下に代表的な治療法ごとの例を挙げてみます。
アクリルレジン
保険適用できる素材です。プラスチックの樹脂で、低額ですが、やや劣化しやすく、装着感に違和感がでやすいなどの問題もあります。
金属製クラスプ
部分入れ歯を歯に固定するためのバネのことですが、これが金属製の場合は保険適用できます。
ポリアミド系クラスプ
ナイロンの一種で、保険適用外です。
金属製義歯床
総入れ歯の義歯床(口の中の粘膜に当たる部分)は、保険適用ではアクリルレジンですが、保険適用外ならば金属製のものも選べます。義歯床に関しては、金属製のもののほうが装着感が向上するとされています。
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