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この記事では、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と比較しながらシニア向け分譲マンションの特徴やサービスを紹介。検討するときのポイントもお伝えします。
シニア向け分譲マンションを検討する際に考えたい選択肢
これまでサービス付き高齢者向け住宅と比較してきましたが、高齢者向け住宅の選択肢はほかにもあります。一緒に検討してみてはいかがでしょうか。
●シニア向け分譲マンション以外の選択肢
シニア向け分譲マンションは費用がかかり過ぎてもったいないという人もいるでしょう。そんな人にはサービス付き高齢者向け住宅という選択肢がありますが、検討の幅を広げて一般の賃貸住宅も検討してみてはいかがでしょう。
というのも賃貸物件には、高齢者を対象にしていなくても最低限のバリアフリーに対応しているものがあるからです。また、工事をしなくても比較的簡単に設置できる手すりやバリアフリー設備もあり、ちょっとしたDIY感覚で高齢者が暮らしやすい住まいにアレンジすることも可能です。
サービス付き高齢者向け住宅や老人ホームを探したとき、入居者の子供など親族が住むエリアから離れた場所にしか見つからないこともあるでしょう。その点、賃貸物件なら近いエリアで探すことも可能です。
●UR賃貸住宅の高齢者向け住宅
独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は、全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。高齢者向け住宅も供給しており、五つのタイプがあるのでぜひ検討をおすすめします。
・高齢者向け優良住宅
物件の一部の部屋(主に1階)について高齢者が使いやすいように床の段差をほとんどなくして要所に手すりが備えられ、緊急連絡用ボタンが設置されています。所得が一定以下の場合は、家賃負担の軽減措置を受けられます。
・高齢者等向け特別設備改善住宅
高齢者や障がい者のために浴室など水まわりの段差が緩和され、緊急連絡用ボタンが設置されています。
・健康寿命サポート住宅
室内の段差をなくして要所に手すりを設置するなど、入居者の転倒防止に配慮するだけでなく、散歩したくなるような屋外空間や社会参画の機会を設け、外出したくなる環境を備えています。
・シルバー住宅
生活援助員が入居者の生活を支援するとともに、一部の住居には緊急通報装置などのセキュリティーシステムを導入しています。