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そこで今回は「銀行系の不動産会社とは?」「普通の不動産会社と何が違う?」といった疑問をおもちの方のために、銀行系不動産会社の全体像や仕事内容を解説します。
銀行系不動産会社で働くメリット
銀行系不動産会社について解説してきました。今度は、銀行系不動産会社で働くメリットについて見てみましょう。次の3つのポイントを紹介します。
- 集客面に強みを持っている
- 年収が高い傾向にある
- 働きやすい環境が整っている
2-1.集客面に強みを持っている
まず1つ目のメリットは「集客面に強みを持っている」ということです。
銀行系不動産会社は、銀行顧客との密接なつながりがあります。銀行からの紹介案件がメインとなるため、集客力は絶大です。
銀行の顧客の不動産売買をお手伝いすることになりますが、とくに信託銀行の場合は富裕層が多いため、投資用不動産などの高額な物件を扱うケースも増えてきます。
一方で、前述したとおり、銀行からの案件だけではノルマが達成できない会社もあります。また新人の場合は、銀行からの案件を任せてもらえないことも多いです。
自分で営業して案件をとってくる必要もありますが、とはいえ「銀行」には大きなブランド力があります。中小の不動産会社に比べれば、はるかに有利に集客を行うことができます。
ただし細かい相違点としては、銀行系なのでコンプライアンスに厳しいところがあります。そのため中小の一部の不動産会社が行うようなグレーな集客手法が使えないという難しさはあります。
2-2.年収が高い傾向にある
2つ目のメリットは「年収が高い傾向にある」ということです。とくに「基本給」の部分が高い傾向にあり、年収1,000万円台の人も少なくありません。
「成果に応じたインセンティブ」は大きくないですが、基本給が高いので安定した高収入が期待できます。
なかでも、みずほ銀行系のヒューリックは高年収企業として知られています。同社の平均年収は1,708万円で、上場している不動産企業の年収ランキングでも第2位です。
不動産大手の三菱地所が「第3位で平均年収1273万円」という数字と比べると、かなりの高年収であることがわかります。詳しいことは以下の記事を参考にしてください。
ヒューリックの平均年収だけでなく、同社で働くのが向いている人のタイプについても解説しています。