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この記事では中古車選びを行ううえで、必ずおさえておきたいポイントとコツ、そして注意点について解説していきます。
クルマ選び 4つのチェックポイント
店頭に並ぶ中古車は一台ずつコンディションなどが異なります。
購入時は次の点を確認しましょう。
走行距離と年式について
一般的に中古車は走行距離が長くなるほど、そして年式が古くなるほど価格が安くなります。走行距離は5万km、10万kmが節目と言われていて、これを超えた中古車は比較的安くなっているケースが多くなります。
ただ、走行距離が4万km台後半のものと5万km台前半の中古車では、価格こそ安くなってはいるものの、クルマそのもののコンディションは大きく変わらないこともあります。よい中古車と出会うには走行距離だけでなく、クルマの状態もしっかりと見ることが大切です。
また、クルマは定期的にモデルチェンジを行います。新型が発売になると旧型となったモデルの中古車相場は下がる傾向にあります。
人気のある車種について
新車と中古車の大きな違いの一つに、「中古車には定価がない」ことが挙げられます。
中古車の価格はその車種を欲しい人の数(需要)とクルマの流通量(供給)のバランスである“中古車相場”をもとに決められます。そのため、欲しい人が多いクルマ=人気車は価格が高くなる傾向にあります。
反対に欲しい人の数よりも流通量のほうが多い車種は価格が安めに設定されることも。そのため、新車時の価格が高かった車種のグレードの流通が多い場合、中古車になるとそのグレードより安かったグレードのほうが高い値段が付けられるケースもあります。
修復歴のあるクルマの危険と見分け方について
自動車公正取引協会の定義に則り、車体の骨格に当たる部位の修正あるいは交換歴のあるクルマを修復歴のあるとしています。
(それ以外の部位についてキズ、ヘコミの修正、部品交換をしたものは、「修復歴あり」とは呼びません。)
現在は事故に遭ったクルマの修復技術が向上していますが、それでも車体剛性や直進性能、ブレーキ性能などに影響が出る可能性があります。
修復歴車はボンネットの隙間やトランク内部などに痕跡が現れることもあります。