失敗しないための中古車の選び方10のポイント

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そこで今回は楽しい中古車選び、失敗しない中古車選びの手助けとなるポイントを紹介します。

車検残に注意!トータルコストを考えよう

中古車の販売価格には車両価格と支払総額があります。最近の中古車サイトには両方掲載している販売店も少なくありません。たとえば「車両価格28万円 支払総額40万円」などの表記です。車両価格にはお店の利益も入っているはずなのに、なぜさらにプラスされるのでしょうか?

クルマは登録しなければ乗ることができません。また、点検整備が必要な場合もあります。登録するには車検(自動車検査登録制度)が必要です。これらを総称して登録諸費用と呼びますが、販売店の中では登録諸費用に販売店の利益を入れているお店もありますので注意が必要です。

例えば車両価格1万円、支払総額29万円といったケースも実際にあるのですが、仮に車検が無かった場合でも28万円も車検代にかかるハズがありません。支払総額の内訳に十分注意しましょう

中古車の価格はこのように決まる

中古車を検討する場合は、そもそもどのように価格が決まるのかを押さえておきましょう。

中古車の価格は同じ車種・同じ年式でも販売店によりバラバラ。とはいえ、販売店の仕入れ値+販売諸費用+販売店の利益=中古車販売価格となるのが一般的です。

では販売価格にバラつきが生じる要因となる、販売店の仕入れ値の違いを見てみましょう。販売店がクルマを仕入れるということは、ユーザーからの直接の下取り車、または買取車、オークションなどによる買付車があります。

下取り車と買取車の場合には、そのまま販売店の店頭で販売するのであれば中間コストはかかりません。しかしオークションなどによる人気車の買付の場合、買付に関する諸費用がプラスされます。下取り価格、買取価格、オークションでの買付価格が1台1台全て異なるため、中古車の価格は全てバラバラになるのです。

また、販売店によって販売諸費用と利益が異なるので、ここでも差が出ます。下取り価格20万円のクルマなら販売価格は40万円前後+登録諸費用となるのが1つの目安です。下取価格150万円のクルマなら販売価格は180万円前後となるなど、仕入れ値が高くなればなるほど販売店の販売諸費用と利益は多くなる傾向にあります。

これは万一売れ残って長期在庫となり兼ねない場合、値下げに充てることも想定しているためです。

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